コラム
【32】プライベート②プライベートの話題が味気なく終わってしまう!?
この記事は、足立 晋平が監修しました。
詳しくはこちら仕事の話だけにとどまらず、プライベートな話題に及ぶこともあるかと思います。
今回のテーマは「プライベートについて、より深い議論を進めて行くためのヒント」について考えていきたいと思います。
プライベートの話題ですので、肩ひじ張らず、お互い、楽しく話が出来れば、それでいいのではないかと基本的に思いますが、1つ、部下とより深い関係性を築きたいのであれば、議論の中でこだわるといいのではないかというキーワードがあります。
それが「観」という漢字になります。
ここで言う「観」は人生「観」や仕事「観」に代表されるように、「そのものをどう捉えているか」についての言葉がこの「観」という言葉だと思います。
例えば、プライベートで趣味としてサッカーを部下がやっているのであれば、必ず部下にはサッカー「観」というものがあると思います。
相手のサッカー「観」について分かると、おそらく部下について今まで知らなかった一面が見えることになるでしょうし、ご自身のサッカー「観」を部下に分かってもらったとしたら、より強い信頼関係がそこに芽生えてくるのではないかと思います。
この「観」ですが、もう少し具体的なキーワードで述べると、例えば、「こだわり」みたいなものであったり、「違い」であったり、そのものに対する「意味づけ」の話、あるいは、「哲学」という言葉に置き換えることもできるかもしれません。
サッカーに対して、どのような「哲学」を持って取り組んでいるのか、部下のこんな一面が知れるとしたら、ずいぶんと関係性にも影響を与えるのではないでしょうか。
いずれにしてもプライベートな話題ですので、あまり難しく考えることなく、リラックスして対話を深めるといいのではないでしょうか。
この記事の執筆者
WRITER足立 晋平代表取締役社長
大手人材サービス会社にて、新規事業を立ち上げ子会社の執行役員営業部長としてメンバー25 名のマネジメントに携わる。その後、グローバル展開の大手人材開発コンサルティング会社に転職。各種人材開発プロジェクトに携わる。2012年より現職。100社を超える中堅・大手企業の組織活性化や人材育成を支援。