コラム
ティーチングのヒント④ ~部下が伝えた内容を覚えていない・・・!?~
この記事は、足立 晋平が監修しました。
詳しくはこちら一度部下に伝えたことをまた部下が聞き返す。
言ったハズのことができていない。
こんな経験はございませんか?
今回は、ティーチングのヒント④「部下へ大事なことの伝え方」をお伝えします。
部下へ大事なことの伝え方・・・そのポイントは「大事なことは繰り返し伝える」です。
記憶の保持率(エビングハウスの忘却曲線)は次の通りと言われています。
・1時間後・・・44%
→聞いたそばから忘れていき、1時間後には半分も覚えていない。
・1日後・・・27%
→約70%は忘れてしまう。つまり、上司として丁寧に教えたとしても、そもそも人間は「忘れてしまう生き物」なのです。
人間の記憶には、長期記憶と短期記憶があります。
一度だけ聞いたものは短期記憶の中に留まり、すぐに忘れてしまうそうです。
しかし、繰り返し聞いたことは徐々に長期記憶の中に格納されます。
人間は忘れる生き物。長期記憶の中に格納させるために「大事なことは繰り返し伝える」。
こんな心がけで是非取り組んでみてください。
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この記事の執筆者
WRITER足立 晋平代表取締役社長
大手人材サービス会社にて、新規事業を立ち上げ子会社の執行役員営業部長としてメンバー25 名のマネジメントに携わる。その後、グローバル展開の大手人材開発コンサルティング会社に転職。各種人材開発プロジェクトに携わる。2012年より現職。100社を超える中堅・大手企業の組織活性化や人材育成を支援。