この記事は、足立 晋平が監修しました。

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現在の仕事やプロジェクトについて部下と話す場合、如何に部下と議論を深めていくか、この点について、今回は考えていきたいと思います。

現在の仕事やプロジェクトについて部下と話す場合、生じている問題について部下と意見を交換し、その問題解決を図ろうとすることも多くあるのではないでしょうか?

その際に行き当たりばったりの会話をしてしまうと、本質からハズれたアドバイスになることもあります。

今回は、現在の仕事/プロジェクトのヒント ②「4段階の思考の流れ」をお伝えします。

一連の構造化された枠組みに沿って、部下と意見を深めていくことで問題解決の糸口が見えてくることもあります。

改めて、今回は問題解決の流れについて確認して、これを1on1ミーティングの中で活用していくイメージを持っていただければと思います。

さて、何か問題が生じた際に、皆さんはどこから思考をスタートさせるでしょうか?

問題解決の流れとして、4段階の思考の流れがあります。

What 何が問題か?

そもそも一体何が問題なのか?

この点について部下としっかりと確認していく必要があります。

Where 問題の所在はどこか?

問題が何かが明確になれば、次は一体その問題のどこが問題の所在になっているのか?

具体的に問題の箇所をより細分化し、特定していく必要があります。

Why 問題の生じている理由

問題の所在が明確になったとしたら、一体、なぜその問題が生じているのかを明らかにする必要があります。

How 対策法

そして、最終的に明らかになった原因に対して、今後、どのように対応するのか?について確認していきます。

シンプルな枠組みですが、部下と現在取り組んでいる仕事についての問題を話し合う場合は、この4つのプロセスを頭の片隅で意識しながら1on1ミーティングを実施していくと良いでしょう。

この記事の執筆者

WRITER

足立 晋平代表取締役社長

大手人材サービス会社にて、新規事業を立ち上げ子会社の執行役員営業部長としてメンバー25 名のマネジメントに携わる。その後、グローバル展開の大手人材開発コンサルティング会社に転職。各種人材開発プロジェクトに携わる。2012年より現職。100社を超える中堅・大手企業の組織活性化や人材育成を支援。