この記事は、足立 晋平が監修しました。

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部下に仕事をお願いして出来上がったものが思っていたものと全然違う。
こんな経験はございませんか?

今回は、ティーチングのヒント③「部下への仕事の依頼の仕方」をお伝えします。

部下への仕事の依頼の仕方・・・そのポイントは「ゴールイメージを共有する」です。

例えば皆様が・・・
・〇を3つ
・△を1つ
・―を3本
・|を4本
を使って、
「図形を描いて。」
とお願いされたとします。

皆様も図形を考えてみてください。

もし、わたくしが皆様の上司だとして、わたくしのイメージが以下の通りだったとします。

皆様はどんな図形をイメージしましたでしょうか?
ここで上司が「全然違うじゃないか!」と怒ったとすれば皆様はどう思われるでしょうか?
もし、皆様が描いた図形が上の図形とズレているのであれば、それは上司が手段を伝えたのみで、ゴールイメージを共有しないままのティーチングであったことがズレの原因の1つとなります。

では、ゴールイメージを共有しながらティーチングを行うためにはどうすれば良いのでしょうか?

ゴールイメージを共有するためのポイントは・・・
・何が?
・いつまでに?
★どのレベルで(どんなイメージ)で?
・どうなっている?

を共有することが重要です。
特に、★どのレベルで(どんなイメージ)で?が重要で、「役員の方が見て納得できるレベルなのか?」あるいは「上司である自分が何となくでも検討できるレベルでいいのか?」完成系のレベル感がバラバラであれば、出来上がった図形が異なってきます。

部下に仕事を依頼する際、指導する際、この4つのポイントを意識して、ティーチングしてみてください。

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この記事の執筆者

WRITER

足立 晋平代表取締役社長

大手人材サービス会社にて、新規事業を立ち上げ子会社の執行役員営業部長としてメンバー25 名のマネジメントに携わる。その後、グローバル展開の大手人材開発コンサルティング会社に転職。各種人材開発プロジェクトに携わる。2012年より現職。100社を超える中堅・大手企業の組織活性化や人材育成を支援。