Column コラム
【2】コーチングのヒント② ~部下と深いレベルで話をする~
この記事は、足立 晋平が監修しました。
詳しくはこちら「部下の話を聴いてはいるが、どうも話が浅いな」「深いレベルで話ができていない」
こんな風に感じることはないでしょうか?
今回は、コーチングのヒント② 「部下と深いレベルで話をする」をお伝えします。
部下と深いレベルで話をする・・・そのポイントは「事実だけではなく、意見/感情についても聴く」です。
皆様は1on1でどんな問いかけをしているでしょうか?
問いかけ次第で、部下との対話が深いものにもなれば、浅いものにもなります。
1on1においては、基本的には以下のいずれかでコミュニケーションをしていると思います。
(1)事実についてのコミュニケーション
(2)意見・考えについてのコミュニケーション
(3)感情・思いについてのコミュニケーション
ありがちなのが、(1)単なる事実確認の場になってしまっている。事実確認のみでは、まるで事情聴取のような場になりかねません。
1on1においては、(2)部下がどう考えているのか、(3)部下はどんな感情を抱いているのか、「事実だけではなく、意見/感情について聴く」ことで、部下のより深い意見や感情を引き出し、部下と深いレベルで話をすることが可能になります。
この記事の執筆者
WRITER足立 晋平代表取締役社長
大手人材サービス会社にて、新規事業を立ち上げ子会社の執行役員営業部長としてメンバー25 名のマネジメントに携わる。その後、グローバル展開の大手人材開発コンサルティング会社に転職。各種人材開発プロジェクトに携わる。2012年より現職。100社を超える中堅・大手企業の組織活性化や人材育成を支援。