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この記事は、足立 晋平が監修しました。

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一生懸命に部下に指導するが、なかなか部下が動いてくれない。分かってくれない。こんな経験はございませんでしょうか?

今回は、ティーチングのヒント①「部下への指導の仕方」をお伝えします。

部下への指導の仕方・・・そのポイントは「手段だけではなく、目的を伝える」です。

手段は伝えているが、目的は伝えていない場合(1の領域)、部下は、手段に固執し、自分で考えなくなるおそれがあります。

特に部下の経験が乏しい場合は、手段だけではなく、目的も伝える(3の領域)で改めてティーチングしてみてはいかがでしょうか。

あるいは、部下が熟練してきた場合は、手段については言う必要はないかもしれません。

目的は伝えるが、あえて手段は伝えない。

4の領域でティーチングを進めていくのも1つだと思います。

改めて、1on1においてご自身のティーチングが、うまく機能しているか、こちらのマトリクスでチェックしてみるのもいいのではないでしょうか。

この記事の執筆者

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足立 晋平代表取締役社長

大手人材サービス会社にて、新規事業を立ち上げ子会社の執行役員営業部長としてメンバー25 名のマネジメントに携わる。その後、グローバル展開の大手人材開発コンサルティング会社に転職。各種人材開発プロジェクトに携わる。2012年より現職。100社を超える中堅・大手企業の組織活性化や人材育成を支援。