この記事は、足立 晋平が監修しました。

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一度部下に伝えたことをまた部下が聞き返す。

言ったハズのことができていない。

こんな経験はございませんか?

今回は、ティーチングのヒント④「部下へ大事なことの伝え方」をお伝えします。

部下へ大事なことの伝え方・・・そのポイントは「大事なことは繰り返し伝える」です。

記憶の保持率(エビングハウスの忘却曲線)は次の通りと言われています。

・1時間後・・・44%

→聞いたそばから忘れていき、1時間後には半分も覚えていない。

・1日後・・・26%

→約70%は忘れてしまう。つまり、上司として丁寧に教えたとしても、そもそも人間は「忘れてしまう生き物」なのです。

人間の記憶には、長期記憶と短期記憶があります。

一度だけ聞いたものは短期記憶の中に留まり、すぐに忘れてしまうそうです。

しかし、繰り返し聞いたことは徐々に長期記憶の中に格納されます。

人間は忘れる生き物。長期記憶の中に格納させるために大事なことは繰り返し伝える」。

こんな心がけで是非取り組んでみてください。

この記事の執筆者

WRITER

足立 晋平代表取締役社長

大手人材サービス会社にて、新規事業を立ち上げ子会社の執行役員営業部長としてメンバー25 名のマネジメントに携わる。その後、グローバル展開の大手人材開発コンサルティング会社に転職。各種人材開発プロジェクトに携わる。2012年より現職。100社を超える中堅・大手企業の組織活性化や人材育成を支援。